最後に楽しかったのいつだろう?
10年くらい前は母親と二人で全国旅行してました。
旅行といってもスケジュールは一切決めないで行きあたりばったり明日はどこの空みたいな旅でした。
旅に出るきっかけは、家出でした。当時、僕と母は祖父母の家に居候してました。
その家は喧嘩が絶えずこのまま行けば何度めかの警察騒ぎは目前だったので、着るものの持たず僕たち親子は電車に飛び乗りました。
本来、僕と母親は性格も合わず言い争いが絶えなかったが、家出した以上もうあの家には帰れないという共通意識の中、一致団結して「明日はここへ行こう。今日は何食べよう。」と旅行中は何もかもがスムーズに進んで、とても楽しかった。
結果その旅は全国を転々として(一日一県ペースで)30日目の仙台駅で僕が疲れからくる貧血で倒れて、家に帰らざるを得ない状況になって終了しました。
その旅が31年の人生でいちばんの思い出かもしれません。
今度、僕に『書くチカラ』か備わったらその珍道中を素敵な切り口で表現していきたいと思います。では、また。