午後ロード アンダーカヴァー
主演のホアキン・フェニックスは、スタンド・バイ・ミーのクリス役、リヴァー・フェニックスの弟だ。どうりで演技が上手いはずだ。
簡単に説明すると、遊び人の弟ボビー(ホアキン・フェニックス)とエリート警察官の兄ジョセフ(マーク・ウォールバーグ)が警察署長?の父親のかたき討ちをする話。
もうちょっと噛み砕いて説明します。
遊び人の弟ボビーはナイトクラブの常連でそのナイトクラブのオーナー家族にも可愛がられ、近々オープン予定の新店舗のオーナーに誘われるほどの、夜の世界の実力者。
兄のジョセフは父親と同じ警察官の職に付きエリート街道をひた走る実直で妻子持ち。映画のキャラクターしては、面白みに欠けるが現実社会では安定した人生だろう。
ある日、ボビーの入り浸るナイトクラブで、麻薬取引しているロシアンマフィアの情報を嗅ぎつけたジョセフと父親は、強行突入で一部のマフィアを逮捕した。
その後、逆恨みしたロシアンマフィアに兄ジョセフは撃たれて半殺しにされる。
→家族が警察関係者だと知らないロシアンマフィアは、弟ボビーに麻薬取引を持ちかける。
→そのことを知った父親はボビーに『スパイになってくれないか?』と相談。
→スパイとなったボビーと、父親ら警察関係者はロシアンマフィアを追いかける。
→捜査の途中で狙撃?され、父親死亡。
→ボビーも捜査の途中で重体→入院
ボビー、犯人追跡能力?を買われ特別待遇で(あとから警察学校行けばいいよ待遇)で晴れて警察官に。
→数カ月後?ボビーとジョセフの兄弟は敵のアジトを見つけ、最終対決へ。
→敵のボス死亡。一件落着。ちゃんちゃん。
感想
- 遊び人だけど家族思いのボビー、かっこいい。
- ボビーの演技素晴らしい。(潜入捜査中にライターの中に隠し入れた盗聴機が敵にバレそうなときの、焦り方や動揺しているときの表情、右眉だけピクッとなる感じ、演技なら素晴らしい。)
- ボビー役ホアキン・フェニックスの人中(鼻の下の2本線)が左に少しズレているのが個性的な雰囲気を出していて良い。
今日の名台詞
『小便を漏らしても温いのは最初のだけだぞ。』 by名もない警察官
今の俺に刺さった。楽な道を選んでも楽なのは最初だけ。時間が経つにつれてズボンが冷たくなるよ。って意味だろうけど、オシャレすぎずユーモアがあって自分にドンピシャのセンス。時々こういうセリフに出会うと嬉しくなって誰かに言いたくなる。
TPOはわきまえないといけないが。