ピンゴロブログ

躁鬱ニートの浮き沈み日記

午後ロード スパイ・ゲーム 出演 ロバート・レッドフォード ブラット・ピット

 おじさんになったロバート・レッドフォードがカッコいい。スパイ容疑で囚われの身になってしまった仲間、ブラット・ピットを実際に会わずして、救出成功。アクション一切なしでも映し出す緊迫感。ベテランスター俳優の落ち着いた頭脳戦。経験、年の功からくるリアリティー。ラスト5分で畳み掛ける後味の良い作品。

 

 ぼくは、今日初めてこの映画をみたんですが、正直言ってラスト5分になるまでは、なかなか集中できず、目ではテレビ画面を追っていても、頭の中では「通販サイトでさっき見た春夏モノの洋服をどれ買おう」なんて無意識に考えながら注意散漫な状態でテレビ画面を追っていました。

 

 だってほとんど回想シーンなんだもん。

 

 冒頭15分でブラット・ピット、捕まっちゃったんですよ。それを知った相棒設定の

ロバート・レッドフォード、すぐに助けに行くと思うじゃないですか?なのになかなか行かない。行く話し合い、段取り確認などをしそうな素振りもない。時々差し込まれる

ロバート・レッドフォードとブラット・ピットの回想シーンが長いし、10数年前設定のロバート・レッドフォードが全然若々しくなく、しわくちゃでなんとも言えない違和感。

 

 まぁロバート・レッドフォードがすぐ救出に行けないワケもちゃんと描かれているんですよ。それがこちら。

 

 ①レッドフォードはCIAの工作員なので、CIAのお偉方のゴーサインが出ないと行きづらい。

 

 ②ブラピもスパイで中国の要人の会話を盗聴したことにより、その容疑で拘束されているので、米中友好関係という、政治的問題がはらんでいて、うかつに動けない。

 

 ③6年前、レッドフォードとブラピは仲違いをして決別。それ以来音信不通。

 

 こういう話を聞くと、救出に行けないワケも分かるし、行く行かないで権力者がモメたり、色々な思惑、不必要な忖度、保身のための真実を偽装など、シン・ゴジラみたいな会議映画なのかと思って退屈しながら観てました。

 

 そして、ラスト5分まで、あーでもないこーでもないのインテリ同士の話し合いと、

全然若々しくないロバート・レッドフォードの回想シーンで伸び切ったゴムみたいな時間が流れてしまいました。

 

 でもさぁ、これさぁ映画なんだから、一度も救出シーンなくてもいいの?それで視聴者は、おいてけぼりの迷子ちゃんにならないか?でも救出シーンはないんだろうな。

 

         そんな心配がピークに達したラスト5分

 

 その手があったか。あったまいいぃ~ 逆におじさんレッドフォードかっこいいよ。

というか、おじさんレッドフォードしか、そのオチで、カッコよくならないよ。

 

 自分の仕事、やり終えた専門職員のさり気ない別れの挨拶。くうぅぅ~~痺れる。

 

               *ネタバレ*

 

 ブラピ救出作戦は無事成功します。実際そのシーンやります。

さぁどうやって5分間で救出からハッピーエンドまでもっていったのでしょう?

 

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